【ロレックス徹底解剖】ヨットマスターⅡってどんな時計?
男の品格を左右する重要な小物、それは腕時計。どのブランドのどんなデザインの腕時計を身につけるかで、その人の世界観や美意識、生き様が垣間見えてきます。一方女性は、男性の腕時計をどう捉えているか。内心、どのような腕時計を身につけて欲しいと考えているのか?「ロック福田の腕時計魂!」「腕時計羅針盤」など腕時計コンテンツが大充実のFORZA STYLEが、大人の男の時計選びをアドバイスしていきます。
男の品格を左右する重要な小物、それは腕時計。どのブランドのどんなデザインの腕時計を身につけるかで、その人の世界観や美意識、生き様が垣間見えてきます。
一方女性は、男性の腕時計をどう捉えているか。内心、どのような腕時計を身につけて欲しいと考えているのか?「ロック福田の腕時計魂!」、「腕時計羅針盤」など腕時計コンテンツが大充実のFORZA STYLEが、大人の男の時計選びをアドバイスしていきます。
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王道中の王道ROLEX。日本一、いや世界一知名度が高いロレックスですが、みなさんはロレックスのこと、ちゃんとご存知ですか?
なんとなくカッコイイから、資産価値が高いからと言って選ぶのはもったいない。なぜなら大人の男性にとっては身に着ける腕時計はご自身のステイタスとも直結します。
今回は、前回の「ヨットマスター」に続いて「ヨットマスター Ⅱ」のお話。
このふたつ、全然見た目が違いますよね!
2007年、ヨットマスターにレガッタ クロノグラフ(カウントダウン式クロノグラフ)機構を備えるモデルとして登場したのが「ヨットマスター Ⅱ」。
44㎜の大型ケースを採用し、世界初の「レガッタ クロノグラフ」が搭載されたモデルとして、一躍注目を浴びましたね。ムーブメントはデイトナに搭載されるCal.4130がベースとなっています。
「ヨットマスター」はクルージングやセーリングなど船上での優雅なひとときに身に着ける腕時計という立ち位置のモデル。スポーティーながらもラグジュアリーさを感じるテイストです。
一方「ヨットマスター Ⅱ」は本格的なヨッティングにも耐え得るプロフェッショナルモデル。直径44mm×厚さ約14mmという、シードゥエラーやディープシー並に肉厚なケースを備えている事からもよくわかります。
ark_sldrさんの#腕時計魂での投稿より
しかしながら「ヨットマスター」の上位機種であるわけですから、「ヨットマスター Ⅱ」もまたハイエンドに位置付けられています。2007年のデビュー当初は金無垢モデルのみ。その後はコンビモデルが追加され、2013年にはSSモデルがラインナップされました。
レガッタ クロノグラフってどんな機能?
©︎Getty images
レガッタ クロノグラフの機能は、ヨットの船長が自分の船がいつスタートラインを通過できるかを判断するために使用するものです。ルールやレースに応じて、5分から10分の間のどこからカウントダウンを始めるかを設定することができます。
ヨットは風を帆で受け、それを動力に変換することにより動きますよね。そのため、ヨットレースはレーシングカーや競走馬が出場するレースのように、スタート地点からいきなり加速することができません。ですからスタート地点より前で風に乗り、その風を利用しつつ進路を決めてスタートの号砲にタイミングを合わせてレースのスタートを切るんですね。
また、ヨットレースでは公式シグナルによってカウントダウンが行われます。この公式シグナルと合う高精度なカウントダウン機能は必須なのです。
スタートラインの通過が早すぎればフライングになってしまいますし、遅すぎれば他のヨットの後に着くことになります。ここでの判断が大変重要なんですね。
・使い方
「ヨットマスター Ⅱ」のカウントダウン式クロノグラフは文字盤上にある半円上のインジケーター部分(0~10まで記載されているところ)と、クロノグラフ針を組み合わせながら計測することになります。大きな三角がついた針が分針、通常のクロノグラフが秒針となっています。
まず、リューズを反時計回りに操作し、4時位置のリセットボタンを押します。
リューズのロックを開放し、カウントダウン時間を設定します(リューズはロックの開放だけで引く必要はありません)。
リューズを回すと三角針が動くので、1〜10分の間で設定したい時間を選んで設定します。
リューズを時計回りに操作し元の状態に戻します(押し込まれていたリセットボタンが自動的に戻ります)。
ここからは通常のクロノグラフと同じ使い方です。2時位置のボタンでスタート/ストップ。4時位置のボタンでリセット。
リセットを行うと先ほど設定した分数の位置(1〜10)に三角針は戻ります。
・シンクロナイゼーション機能
カウントダウン計測中、プッシュボタンを押すと、クロノグラフ秒針はゼロに戻り、放すとカウントダウンを再開します。
※クロノグラフ秒針が30秒を超えている場合は、三角針は1分先に進み、30秒を超えていなければ1分前に戻ります。
「時刻」、「クロノグラフのオンオフ制御」、「カウントダウン計測」の3つの操作をリングコマンドベゼルによってリューズ一つでできる「ヨットマスター Ⅱ」はロレックスのラインナップの中でも少し変わった立ち位置にあると言えそうです。
「スカイドゥエラー」にも使われている回転ベゼルとムーブメントを連動させる仕組みは、ロレックスが特許を取得していますね。ご興味のある方はこちらの記事もご覧ください!
ロレックス コピー 国内 発送の「ヨットマスター Ⅱ」をご紹介しましたがいかがでしたか?
次回も「男の格が上がる時計の選び方」をお楽しみに。